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KZさんの体験記

2020年4月まで、国はPCR検査を最小限に抑えていた時期、今までにない突然の症状に検査も受けさせて貰えず途方に暮れる人が沢山いたのをご存知ない方がたくさんいらっしゃることと思います。


私は、心不全とPTSDが有り、ノイキノンとワイパックス、レンドルミンを服用していて、おかげでメンタルは保たれてました。

心不全のお薬以外は、飲まない時の方が多く、それでも普通に元気に生活が送れてました。


そんな私に突然襲いかかった体の変調!

今までにない恐怖を経験しました。


2020年4月8日、朝、言い様のない気分で目が覚めました。

体を起こそうとしたが、重力が重くのしかかったこのようで、体を起こすことが出来ませんでした。

重たく感じる腕に力を込めて起き上がろうとした時、激しい吐き気が襲ってきました。

這いつくばって、洗面所に向かうが、思うように進まない。

途中で我慢できず、キッチンでビニール袋を出しそこで何度も吐きました。

息苦しさは、無理して動いたからなのか、それとも違う何かのせいか?

そう思いながら、横になるため再び布団へ!

今度は、腹痛が襲ってきてまた這ってトイレに向かう。やっとトイレに着くと、酷い下痢でした。


再び布団に戻ると、喉の痛みと頭痛が襲ってきました。しばらく休んで、体温を測ると36.9度。

私の平熱は35.4度程度です。


横になっていても、体が重い。

頭の中で整理を始める。

インフルエンザ?いや!これは違う。

風邪も多分違う。

なにかほかの病気?

心臓が悪化した?

メンタル?

(イヤイヤ、メンタルで突然こうなるのは無い!)

このまま私は死ぬのか?


どれも、正解ではない気がした。

コロナ!ニュースで見ていたコロナの症状に似ている!と思った。

その当時のコロナの検査の決まりは、4日ほど様子を見てから保健所に電話とされていたので、苦しさを我慢しながら4日を待ち、保健所に電話をした。


保健所には、心不全がある事と、症状を伝えた。

答えは、かかりつけの医師に行ってくれとの事でした。かかりつけの医師に電話をすると、すぐ来てもいいけど、中に入らず、外から電話して欲しいとの事だった。


立ち上がると体が異常に重くフラフラするが、少しずつ、1歩ずつ慎重に歩いて病院へ行った。

病院に着き電話をすると、裏口から通された。

防護服を着た先生が来て、問診をしてくれた。


だが、「聞いた所、コロナみたいだけど、熱高くないから、保健所で検査なんかして貰えないよ」と言われ、頭の中は??だった。

何言ってるの?

私から家族に感染したらどうしてくれるの?

と、怒りに似た感情あった。


先生は、問診と聴診器で胸の音を聞いただけで、

抗生剤と痛み止めと吐き気止めの処方箋を出してくれた。

帰宅後直ぐに、保健所に報告すると、保健所は、医師の許可が無いと検査はできませんと言う。


何がどうなってるかわからず、「では、コロナではないんですか?」と聞くと「なんとも言えません。しかし、疑いがある以上、外に行かず人と接しない出ください。」との事だった。

また、急変したら電話してくださいと言われ、話は終わってしまった。


体はさらに倦怠感をまし、一人暮らしの私はただ横になり、呼吸をゆっくり吸ってはくを心がけた。

2日ほどして、再度保健所に電話をして、病院は保健所の許可と言うし、保健所は医師の許可と言うし、どうしたらいいのか聞くと、「重症のうちに入らないので、様子を見てください。また不安になったら、次はコロナ担当に繋ぎますから!」と言われ

そんな担当居るんだったら、最初から出してくれればいいのに!と、おもった。

色々な症状は、更に重くなっていくので、また保健所に電話する。

記録でも残してるのか?今度はコロナ担当者に変わってくれた。

その方は、私の既往歴から、「心因性だと思いますね。そんな心配しないでだ丈夫ですから。」と言う。「心因性?これが?」納得出来ず、「では、外に行ってもいいんですか?」と聞くと、「いいですよ。」という答えが帰ってきた。


納得の行かない私は、今度は、県の有料の相談室に電話をしました。

その方は、「検査の基準は、熱だけではなく、白血球の数値が高い場合も検査対象だから、初め行った病院が血液検査してくれないのだったら、セカンドオピニオンで、もう1件行くのも手ですね。」とのことだった。


直ぐに、息子の主治医を長くしてくれている先生に電話したら、すぐ見てくれるとの事だったので、お仕事休みだった娘に、車で連れて行ってもらい、車で待機し、看護師さんの誘導で、やはり裏口からそのままレントゲン室に案内された。


その先生はまず、喉を見て、「ああ、赤いねー」といい、レントゲンを撮ってくれ、血液検査もしてくれ、その病院でできる範囲のことは全部してくれました。肺に異常は無いとの事。血液検査の結果は明日わかるから電話でいいよ。と言われ、うがい薬、トローチ、整腸剤、漢方薬の処方箋を貰い帰宅。

その晩、息子も来てくれたが、2人とも移るといけないから、もう来ないでいいよ。と言ったら、

もしかしたら、自分たちが無症状で、お母さんに移したかも!と言ってくれた。

なんだか、子供達にそんなこと言わせて悲しくなったが、泣くのをぐっと堪えた。


次の日電話をして、結果は、異常なし!

「では、この症状はなんなんですか?」と聞いたら

「おそらく心因性だと思うよ。」と言われて、絶望を深く感じた。

私は、明らかな原因を知りたかったのに、医師の答えが心因性!何故か見捨てられた気がした。


その後、ほぼ寝たきりの生活で、1ヶ月程経った位から、少し良くなったので、掃除機を掛けたら、また、倦怠感が襲ってきた。お風呂も入るとぶり返すし、シャワーも、フラフラしながら必死に洗うとまた振り返すので、日常生活は、ゆっくりのんびりの行動を心がけた。体もなるべく冷やさないようにして生活をしていました。


こんな事を繰り返しながら、ほんの少しずつ良くはなってきてますが、1つ症状が消えると新たな症状が出てきます。

今は、たまにぶり返す、倦怠感と下痢、頭痛。

あらたに、手足の指間接の痛みと強ばり。

血管に沿って痛みがあり、包丁を持つのも、時にはお箸さえも上手く使えない日々。

手の平の紅斑も消えてません。


現在、かかりつけの先生の所には、お薬は貰いに行ってましたが、診察は7月からやっと見てもらってますが、特に何かのお薬をもらったりはしてません。


いつかきっと普通の生活に戻れると信じて、なるべくたくさん笑って過ごす努力をしています。

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